LGBTのページ

 ♣2017年8月20日    学習会案内と報告

 ♣性的少数者:イエスならどうするだろうか(WWJP)? 

 

 ♣「性同一性障害当事者の会」(仮称)設立趣意書

     石塚将輝 日本バプテスト川越キリスト教会会員

最近特に「性同一性障害」および「LGBT」に関する記事を見聞きすることが多くなりました。しかし未だにそれらを正しく理解しているとはいいがたく、時には無理解による偏見や差別の対象となる事例を多く耳にします。そこで、当バプテスト連盟でも「性同一性障害」「LGBT」を理解して行くためにも、当事者の会(仮称)を設立してはどうかと言う風に考えました。また宗教上から鑑みても当事者たちの最後の場となった場合、信徒さんたちの理解により救われることが多くなると思われます。活動については以下の様に考えています。

1.ある程度定期的に北関東地方連合または埼玉県を中心に学習会を開く

2.北関東地方連合または埼玉県からの申し入れにより学習会や相談に応じる

3.その活動の中心を本教会またはあきる野市に置く

4.参加メンバーは必ずしもとうじしゃでなくともかまいません

以上簡単ですが趣意書といたします。

何故信徒会の議題になるのか

「性同一性障害」(LGBT含む)の当事者は限られた場所や団体に存在するわけではないので、もしこの教会に新来者としてこられた場合戸惑うことなく受け入れてほしい。僕の場合最初から移行した服装で来たので、あまり受け入れたほうにも戸惑いは少なかったように感じます。なので教会全体として(埼玉県内でも可)で取り組む必要を感じます。また趣意書にも書きましたが当事者にとって宗教的な場所は最後の場所になる可能性があるので信徒の皆さんがある程度の知識がある方がいいと考えます。聖書的に男女のことをどう考えるのかは別途検証してみたいと考えております。バプテスト連盟には、性差別特別委員会がありますが、入れる可能性は数年先になり、また性差別と言う広範囲になり「性同一性障害」に特化した委員会が必要だと考えています。

この川越教会で、僕自身が現在幸せな信徒生活を過ごせているように思うので、ほかの当事者にも同じように幸せな人生を送ってほしいと願っています。新来者で同じ悩みを抱えている人もこの教会に来てよかったと思っていただきたい。悩みを抱えている当事者の救いの場所となれば幸いです。